【書評】重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る
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最終更新日:2013/12/30
Kindle本
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こんにちは。Kindle Paperwhiteで読書を楽しんでいるアキオ(@akio0911)です。
Kindle Paperwhiteで読書がはかどるようになった – 拡張現実ライフ
今日は、先日読み終わった重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る (幻冬舎新書)を紹介したいと思います。
じつはまだその働きが解明されていない「重力」に挑む物理学者たちの物語
じつに身近な力である「重力」。重力は、宇宙を支配する力でもあります。
しかし、実はまだその働きが解明されていなかったりするのです。
現代では科学で世界のすべてが解明されているように思えてしまいますが、じつは身近な重力でさえ、その仕組みや働きはまだよく分かっていないのです。
いま重力研究は、ニュートン、アインシュタインに続き、第三の黄金期を迎えているそうです。
本書では、そんな重力について、時間と空間が伸び縮みするというアインシュタインの相対論の世界から、ホーキングを経て、宇宙は10次元だと考える超弦理論までを追って説明してくれます。
物理や数学がよく分からない人でも理解できるように、優しく丁寧に解説されています。
学校の授業では既に完成された公式だけを覚えさせられますが、この本を読むと、その公式にたどり着くまでの過程が実にドラマティックで面白いものだと気づくはずです。
数々の物理学者達が宇宙を支配する法則の「芯」に向かって挑んでいく姿は、まるで推理小説のように読者を引き込んでくれます。