[書評]ブロガーも必読。MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体
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最終更新日:2013/12/16
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こんにちは。Kindle Paperwhiteで本を読みまくっているアキオ(@akio0911)です。
Kindle Paperwhiteで読書がはかどるようになった – 拡張現実ライフ
MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体という本を読んだらめちゃくちゃ面白かったので紹介したいと思います。ブログをやっていたり、なんらかのメディアを運営している方は必読だと思います。
ちなみに紙の本だと1,680円ですが、Kindle本だと900円です。安い!僕はKindle本を買いました。
R25・LINE・NAVERまとめの中の人が書いた本
著者の田端信太郎さんは、R25の立ち上げに加わったり、ライブドアでメディア事業部長をやったり、現在はNHN JapanでLINEやNAVERまとめのマネタイズに関するお仕事をしているという、「紙のメディアからネットのメディアまで」を手がけてきた、まさにメディアのプロ。
「受信者」がいてこそのメディア
本書の中で語られているのが、メディアの条件。
「コンテンツ」「発信者」「受信者」の3つが揃って、メディアが成り立つ。発信するだけでは価値がない。コンテンツがあるだけでは価値がない。受信者がいてこそのメディア。ブログやネットメディアを含め、メディアを運営していく中でこれを忘れてしまうとまずい。
和洋風KAIを運営しているプロブロガーのするぷさんが以前に「すべては読者のため」だと言っていましたが、メディアのプロであれば、このことは常に意識をしているのでしょう。
↓ちなみにプロブロガーであるするぷさんの著書はこちら。
「ブランド」とは「リスペクト」である
「ブランド力を手に入れなければ、リスペクトを獲得しなければ、広告1クリックいくらの競争にまきこまれていく」「読者に媚びを売った記事・PV稼ぎだけが目当ての記事ばかりを量産してしまうと、長期的には読者からの信頼を失ってしまう」「尊敬されない・信頼されない・畏怖されないメディアは、たたき売りされてしまう」ということも書かれていました。
PVを稼ぐことを追いかけてばかりいるブロガーは、耳が痛いのではないでしょうか?
ブロガーなら必読の一冊
本書のタイトルには「ブログ」「ブロガー」という言葉はまったくでてきませんが、ブログのアクセスアップやブログの運営テクニックに関する書籍が多い中、「メディアの本質」に触れている本書はとても貴重だと思います。ブロガー、そしてネットメディアを運営している方なら必読だと思います。