【Xcode】このショートカットを覚えたら、キーボードだけでコードをナビゲートできるようになるよ!
公開日:
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最終更新日:2013/11/15
Xcode
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以前、Xcode4でカーソルのフォーカスを隣のエリアに移動するショートカットを紹介しましたが、ソースコードをナビゲートするのに便利なショートカットを他にも見つけたので、紹介したいと思います。
これらのショートカットを知らない人は、すごい損してると思います!
control + 1(Show Related Items)
「最近開いたファイル(Recent Files)」や、「今開いているファイルに対応するファイル(Counterparts)」などを開くことができます。
control + 2(Show Previous History)
ブラウザにおける「戻る」ボタンみたいなものです。今までに開いていたファイルに戻ることができます。
特筆すべきは、「ファイル単位」だけでなく、「ファイル + メソッド単位」でも戻れること。「いったん他のメソッドへジャンプした後に、元のメソッドへ戻る」なんてことが、とてもしやすくなります。
control + 3(Show Next History)
control + 2(Show Previous History)の逆です。ブラウザの「進む」ボタンみたいな働きをします。
control + 4(Show Top Level Items)
プロジェクトのトップレベルからたどって、ファイルを開くことができます。
ちなみに、キーワードを入力して、ファイルを絞り込むこともできます。
control + 5(Show Group Files)
プロジェクトと同名のグループから、ファイルをたどって開くことができます。
ここでも、キーワードを入力して、ファイルを絞り込むことができます。
control + 6(Show Document Items)
ファイル内のメソッドなどにジャンプすることができます。
こちらでも、キーワードを入力して、メソッドを絞り込むことができます。
また、ソースコード内に「#pragma mark – ◯◯◯」という行がある場合、
「control + 6」を押した時に出てくるメソッドリストに、その文字列が太字で表示されます。この時に自動で追加される区切り線が不要な場合は「#pragma mark ◯◯◯」(先程のものから-を削除)を使いましょう。
「#pragma mark」をうまく入れておくと、ソースコードをナビゲートしやすくなりますよ。
まとめ
今回紹介したショートカットを表にまとめますね。
ショートカット | 名称 | 機能 |
---|---|---|
control + 1 | Show Related Items | 最近開いたファイルなどを開く |
control + 2 | Show Previous History | ブラウザの「戻る」ボタンと同じ動作 |
control + 3 | Show Next History | ブラウザの「進む」ボタンと同じ動作 |
control + 4 | Show Top Level Items | プロジェクトのトップレベルからファイルを開く |
control + 5 | Show Group Files | プロジェクトと同名のグループからファイルを開く |
control + 6 | Show Document Items | コード内のメソッドなどにジャンプする |
アキオはこう思った。
これらのショートカットを覚えると、トラックパッドやマウスなどを使わなくても、キーボードだけでソースコードをナビゲートできるようになるので、とても便利です。
特に「control + 1(Show Related Items)」「control + 2(Show Previous History)」「control + 6(Show Document Items)」あたりは超便利なので、ぜひぜひ覚えちゃってください!