ライフログの楽しさは異常!書評「たった一度の人生を記録しなさい 自分を整理・再発見するライフログ入門」

公開日: : 最終更新日:2013/12/30 Evernote

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こんにちは。Evernoteのノート総数が15,000を突破した@akio0911です。

「たった一度の人生を記録しなさい 自分を整理・再発見するライフログ入門」は、Evernoteをとことん追求する「goryugo, addicted to Evernote」の中の人、@goryugoさんが書かれた本。

「Evernoteを何に使えばいいのか分からない」という方にオススメしたい。

以下、ボクのEvernoteの中身紹介も交えつつ、ライフログの楽しさを紹介していきたいと思う。

Evernoteは写真を入れていくだけでも結構たのしい

goryugoさんはまず最初に、「手間のかからないアプリ・仕組み」を使って、「手間をかけずに記録しよう」と書いている。

Evernoteは音声でもPDFでもWebページでも大抵のことは記録できてしまうので、いきなり様々なデータを放り込もうとして、めんどくさくなって、挫折しがち。

まずは記録が簡単で、あとで見返すのが楽しい「写真」を入れていくのがいいのではないかなーと思う。

本書でもオススメされているのは、以下のアプリ。

FastEver Snap
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥170

写真を撮るだけで自動でEvernoteに保存してくれる。位置情報も一緒に保存してくれる。かんたんに使えるので、写真をEvernoteに保存するのが面倒臭くなくなる。

継続してEvernoteを使っていくには、「めんどくさくない」ことがすごく重要。

何を記録するのか?

ここで、ボクのEvernoteの中身を少し紹介したい。

だいたいこんな感じ。メシ、レシート、名刺、読んだ本、飲食店のメニューなどを写真で記録している。これらを毎日写真で撮影しておくと、あとで時系列に沿って見返すのが結構楽しい。

その他、何を記録すれば楽しいのか?どうやって記録していくと楽しいのかは、本書に詳しく書いてある。

行った場所の記録を見返すのも楽しい

次はボクのGoogleカレンダーのスクリーンショット。

赤いのは各種の予定。ピンクはなんと、Foursquareでチェックインした場所である。

連携方法については本書を参照して欲しい。

こうしてみると、Googleカレンダーで記録しきれていない行動が結構あることがわかる。カフェに立ち寄ったり、スーパーで買い物したり、本屋さんに行ってたり。

Foursquareは簡単に使えるし、Googleカレンダーで見返すのはかなり楽しい。

foursquare
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価格: 無料

思いつきや気付きはFastEverで

ボクのEvernoteで「アプリアイデア」タグがついているノートの一覧。

「思いつき」はメモをしない限り、あとでググって検索することはできない貴重な物。

FastEverというシンプルなアプリでサクっとメモしてEvernoteに放りこんでおくとよい。

FastEver
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥170

スクリーンショットはPictShareで

iPhoneを使っていて、「これはすごい!」「これはあとで見返したい!」といった情報や画像があったりする。そんな時はスクリーンショットを取っておいて、あとでPictShareというアプリを使ってまとめてEvernoteに突っ込んでおくとよい。

PictShare – multiple photos/movies uploader
カテゴリ: ソーシャルネットワーキング
価格: ¥170

一眼レフカメラで撮影した写真はEye-FiでFlickrへ

Evernote使ってないじゃん!と思われるかもしれないけれど、Eye-fiはアップロードが完了するとメールを送ってくれるので、それをフィルタリングして、Evernoteへ自動転送するようにしている。

すると、ご覧のとおり、

どんな写真がFlickrに入っているのかがすぐに確認できるサムネイル一覧が、Evernoteに自動でできるというわけ。

Evernoteはデータさえダウンロードしてあればオフラインでも見られるので、過去の写真をサクサクと閲覧することができる。

Evernoteへ手間をかけずに情報を集めよう

といった感じで、あまり手間をかけずにEvernoteへライフログを集めていく方法が、本書では詳しく解説されている。

Evernoteに挫折してしまった方は、ぜひ本書を読んで、ライフログをEvernoteに蓄積し、そして見返す楽しさを知ってほしいと思う。

ボクの過去のライフログを見返してみる

ボクは2007年くらいからEvernoteを使っているけれど、過去のノートを見返すと、結構楽しい。

そうそう、2008年7月頃は、Webクローラーを作るのにハマってたなー、とか、

2008年7月頃は、Wiiリモコンのハックが楽しくて、ファーストフード店やカフェなどにWiiリモコンを持ち込んでMacでハックしていたなあ、とか、

2008年8月頃はARとか画像処理とかにハマっていて、地下鉄の駅にある案内板を認識するプログラムを作っていたなあ、とか、

2008年8月は表参道店に並んでiPhone 3Gを購入したなあ、とか。

ライフログを地道に記録しておくと、数年後に見返したときに結構楽しい。ぜひたくさんの人に、ライフログの楽しさを知ってほしい。

Evernoteに関する他の記事はこちらをどうぞ。他の書評記事はこちらからどうぞ。

    

ライフログの関連記事

関連 : ライフログを簡単に残せて見返せる! iPhoneアプリ「Momento」

    

目次

■序章 ライフログで人生を投げ込む
ライフログとは「自分の生きた証」である
人生を「再体験」するトリガー
記録は「成長の道具」である
「自分の目を通した記録」に価値がある
自分は自分のことをわかっていない!
記憶するための2つのコツ
ライフログがデジタルに向いている7つの理由

■第1章 デジタルを活用してラクに記録する
スマートフォンがライフログを簡単にする
第2の脳としてのEvernote
1言でも1枚の写真でもノートに記録する
手間をかけずに記録するアプリ
メモするのが面倒なら、すぐ「写真」を撮る
写真だけでも十分「デジタルライフログ」として成立する

■第2章 生活を記録するともっと「自分」が見えてくる!
自分だけの「飲食店データベース」を作る
「チェックイン」で地図やカレンダーにも表示
「食べた物」を時間・場所と同時に記録する
いつでもどこでも記録・閲覧できる「本・映画・音楽リスト」
ライフログから「本当にやりたいこと」を見つける
持ち物をすべて写真に撮る「デジタル自分目録」
デジタルにすれば「思い出の品」も死蔵されない
面倒くさがりやでも続く「レシート家計簿」
日時と場所、顔写真付きの「名刺入れ」
「集合写真」1枚で誰に会ったのかを記録

■第3章 面倒にならない「仕組み」記録術
単純な「自動記録」と頭で反応する「手動記録」の違い
気持ちだけでは続かないから「仕組み」を作る
デジタルは「言われたとおりにやる秘書」
請求書をメールで受け取り「デジタル家計簿」にする
お気に入りのブログも「ほぼ」自動記録
「ToDoリスト」も自動記録
「Twitter」のつぶやきも自動記録

■第4章 情報はすべてEvernoteにまとめなさい
「自分専用Google」を作る
使い倒して気づいた「整理しない整理法」
これで十分「3つの分類法」
Evernoteを使いまくる私の分類法
私はこうしてノートを整理している
タグから見えてくる「客観的な自分」

■第5章 ライフログを楽しく続けるコツ
1日10分、振り返りの時間を作る
1週間に1回、30分、再度振り返る
空き時間で「すぐ」「その場」で見返す
合わない記録はさっさとやめる
ナンバリングによる継続効果
ブログは最高のライフログ

■第6章 記録したものを人生に生かす
「自分データ」を成長につなげる
仕事の時間管理は「正しい時間」の把握から
アイデアは「熟成」させると使い道が出てくる
ライフログがアンテナの感度を上げる
ライフログから自然に作られていくリスト

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